京都市伏見区の林戸耳鼻咽喉科医院のホームページ。大正時代から続く、古くから地域に根差した耳・鼻・喉・首のかかりつけ医です。小さなお子様からご高齢の方まで診療しています。アレルギー検査等の各種検査・補聴器相談対応可。

のど・くちの病気throat

のど・くちの病気

のど・くちの病気 のどは、呼吸や食事、会話に欠かせない大切な場所です。また、口から入ってくるウイルスや細菌の侵入を防ぐ役割も担っています。のどや口に違和感や不調があると、生活に様々な影響が出てきます。お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

扁桃炎

「扁桃(へんとう)」は、のどの奥にある免疫器官のひとつで、細菌やウイルスの侵入を防いでいます。これが感染して炎症を起こした状態が「扁桃炎」です。のどの痛み、高熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れ、膿がつくこともあります。ひどくなると食事がとれないほど腫れることもあります。
治療はうがいや抗菌薬の内服が中心ですが、膿がたまる「扁桃周囲膿瘍」になった場合は、切開して膿を出す処置が必要です。年に何度も繰り返す場合は、手術で扁桃を摘出することも検討されます。

扁桃肥大

のどの奥の左右にある「口蓋扁桃」が通常より大きくなる状態です。とくに子どもでは、学校健診などで指摘されることが多くあります。扁桃は免疫の役割を果たす器官ですが、成長とともにその働きは弱まっていきます。肥大が原因で呼吸や睡眠に影響が出る場合、手術が勧められることがありますが、特に問題のないケースも多くあります。

咽頭炎

いわゆる「かぜ」によってのどに炎症が起こる状態です。のどの痛み、飲み込みにくさ、倦怠感、発熱などがみられます。多くはウイルスが原因で、抗生物質は不要です。痛み止めなどで様子を見ると、数日で自然に回復します。

喉頭炎

声を出す「声帯」がある喉頭に炎症が起こる病気です。ウイルスや細菌によって発症し、のどの痛み、声のかすれ、息苦しさなどの症状が出ます。重症の場合は気道が腫れて命に関わる可能性があるため、症状が強い時は入院可能な病院への紹介が必要になることもあります。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が何度も止まる病気で、大人では日中の強い眠気や集中力の低下、高血圧・心不全などを引き起こすことがあります。原因の多くは、のどの空気の通り道が塞がってしまう「閉塞型」です。肥満やあごの形、小児では扁桃やアデノイドの肥大が関係します。
診断には睡眠検査を行い、治療にはCPAP(空気を送り込む機械)やマウスピース、扁桃摘出手術などがあります。子どもの場合は、夜尿や学力低下などを伴うこともあるため、注意が必要です。

嚥下障害

食べ物を口から飲み込み、食道を通って胃に送る一連の動きがうまくできなくなる状態です。誤って食べ物が気道に入ると、誤嚥性肺炎の原因にもなります。診察では内視鏡でのどの動きを確認し、必要に応じて精密検査や治療を行います。食事の工夫で改善することもありますが、栄養が十分にとれない場合は補助的な栄養方法が必要になることもあります。

口内炎

口の中にできる炎症の総称で、場所によっては舌炎・歯肉炎・口唇炎などと呼ばれます。もっともよく見られるのが「アフタ性口内炎」で、痛みを伴う白っぽい小さな潰瘍が特徴です。傷、ビタミン不足、疲れやストレスによる免疫低下が原因となることもあります。多くは1〜2週間で自然に治りますが、改善を早めるために軟膏を使うこともあります。なかなか治らない場合は、がんの初期症状の可能性もあるため、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。

味覚障害

味が感じにくくなったり、変な味がするなどの症状です。原因の多くは血液中の亜鉛不足とされており、他にも薬の副作用や風邪、貧血などが関係することがあります。血液検査で亜鉛の量を確認します。
治療は原因に応じて行い、亜鉛の補充や薬の調整、原因となる病気の治療などを行います。

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